『僕の人生には事件が起きない』 岩井勇気(著) 新潮社 2019/9/26 内容紹介(「BOOK」データベースより) 日常に潜む違和感に芸人が狂気の牙をむく、ハライチ岩井の初エッセイ集! 段ボール箱をカッターで一心不乱に切り刻んだかと思えば、組み立て式の棚は完成できぬまま放置。「食べログ」低評価店の惨状に驚愕しつつ、歯医者の予約はことごとく忘れ、野球場で予想外のアクシデントに遭遇する……事件が起きないはずの「ありふれた人生」に何かが起こる、人気エッセイがついに単行本化! 自筆イラストも満載。 『米澤屋書店』 米澤 穂信(著) 文藝春秋 2021/11/10 内容紹介(「BOOK」データベースより) 『満願』『王とサーカス』で「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」の国内部門1位でミステリーランキング3冠を2年連続で達成。 いま最も次回作が待ち望まれるミステリ作家・米澤穂信。 次々と魅力的な謎を生み出す作家の頭の中はどうなっているのか? 米澤さんの頭の中を満たしてきたのはどんな本たちなのか。 作家生活20年の節目に、米澤さんの心を捉え、人気ミステリ作家を形作ってきた本を一気見せ。 米澤さんが20年にわたって、様々な媒体に書きためてきた書評やお勧め本、対談を一冊にまとめました。 「思うさまに大好きなミステリをお勧めしたい」という米澤さんの強い思いから、特別書き下ろし読書エッセイ「私の好きなミステリ」(120枚!)&オリジナルコメンタリー(180枚!)収録。 米澤穂信ファン、ミステリファン、これからミステリ作家を目指す未来の書き手必携の一冊。 『飛ぶ孔雀』 山尾 悠子(著) 文藝春秋 2020/11/10 内容紹介(「BOOK」データベースより) 三冠達成!傑作幻想小説が待望の文庫化。 ・第69回芸術選奨文部科学大臣賞受賞 ・第39回日本SF大賞受賞 ・第46回泉鏡花文学賞受賞 ジャンルの概念を超えた驚くべき物語。 シブレ山の石切り場で事故があって、火は燃え難くなった。 シブレ山の近くにあるシビレ山は、水銀を産し、大蛇が出て、雷が落ちやすいという。 真夏なのに回遊式庭園で大茶会が催され、「火を運ぶ女」に選ばれた娘たちに孔雀は襲いかかる。 ――「I 飛ぶ孔雀」 秋になれば、勤め人のKが地下の公営浴場で路面電車の女運転士に出会う。若き劇団員のQは婚礼を挙げ、山頂の頭骨ラボへ赴任する。地下世界をうごめく大蛇、両側を自在に行き来する犬、男たちは無事に帰還できるのか? ――「II 不燃性について」 『読書会入門 人が本で交わる場所』 山本多津也(著) 幻冬舎 2019/9/25 内容紹介(「BOOK」データベースより) 本の感想を複数人で語り合う「読書会」は、一人でする読書よりも格段にメリットが多い。誰かの意外な感想が、自分にない視点を与えてくれ、理解できなかった箇所は、他の参加者が補ってくれる。課題本は、ビジネス書、小説、哲学書、なんでもいい。感想を自分の言葉で表現する行為は、新しい自分の発見へもつながる。参加の仕方、会の開き方からトラブル対処法まで、日本最大規模の読書会主宰者がその醍醐味を伝授。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。 『ブート・バザールの少年探偵』 ディーパ・アーナパーラ(著) 坂本 あおい(翻訳) 早川書房 2021/4/14 内容紹介(「BOOK」データベースより) インドのスラムに住む9歳のジャイ。地域の子供たちが次々に失踪する事件を解決しようと、夜のバザールや危険な駅に潜り込む…… 『#塚森裕太がログアウトしたら』 浅原ナオト(著) 幻冬舎 2020/10/22 内容紹介(「BOOK」データベースより) 「俺は、同性愛者です」 高3のバスケ部エースがSNSでカミングアウト。彼の衝動は思わぬ波紋を広げ……。 ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る」の原作者、待望の最新作。 「登場するすべてのひとの気持ちが胸に迫って、読みながら必死に声援を送りました。たぶん誰もが、この小説のなかに「自分」の姿を見いだせるはずです。」三浦しをん氏推薦! 高3のバスケ部エース・塚森裕太は自分がゲイだとInstagramでカミングアウト。それがバズって有名に。 このカミングアウトが、同じ学校の隠れゲイの少年、娘がレズビアンではないかと疑う男性教師、塚森を追いかけるファンのJK、塚森を崇拝しているバスケ部の後輩へと変化をもたらしていく。そして塚森自身にも変化が表れ…。 作り上げてきた「自分」からログアウトしたら、「本当の自分」になれると思っていた――痛みと希望が胸を刺す青春群像劇。
0 Comments
|
Books We readこのブログでは、読書会メンバーが読んだ本、おすすめする本を随時紹介していきます。リンクはKindle版であったり紙媒体であったりします。 Archives
July 2022
Categories |