4月24日(土) 都内某所にて第3回ビブリオバトルが開催されました。 2つのテーマ(スタート/嘘)で、2部構成でビブリオバトルが行われました。 以下、使用された本を紹介します。 第一部 テーマ:『スタート』 『ロビンソンおじさん』 今村 葦子(著) 津尾 美智子(イラスト) 講談社 1988/12/1 内容紹介(「BOOK」データベースより) 北海道の小さな町に住む、とも子や浩たちの家族のもとに、東京から、ぶらりと「おじさん」がたずねてきます。はじまりはただそれだけでした。でも、おじさんが去ってゆく日、とも子は浩のふたりは、もう、いままでのふたりではなかったのです。なにひとつかわらないのに、すべてが、かわっていたのです。…小学中級から。 『批評の教室 ――チョウのように読み、ハチのように書く』 北村 紗衣(著) 筑摩書房 2021/9/9 内容紹介(「BOOK」データベースより) 「精読する、分析する、書く」の3ステップを徹底攻略! チョウのように軽いフットワークで理解し、ハチのように鋭い視点で読み解く方法を身につけましょう。 批評はなによりも、作品を楽しむためにあります。本書では、批評を「精読する」「分析する」「書く」の3つのステップに分けて、そのやり方を解説していきます。チョウのように軽いフットワークで作品を理解し、ハチのように鋭い視点で読み解く方法を身につけましょう。必要なのは、センスではなく調査力と注意深さ。そしていくつかのコツを飲み込めば、誰でも楽しく批評ができます。作品をより深く理解し、たくさんの人とシェアするための、批評の教室へようこそ。 『春のこわいもの』 川上未映子(著) 新潮社 2022/2/28 内容紹介(「BOOK」データベースより) こんなにも世界が変ってしまうまえに、わたしたちが必死で夢みていたものは――。感染症大流行前夜の東京――〈ギャラ飲み〉志願の女性、ベッドで人生を回顧する老女、深夜の学校へ忍び込む高校生、親友を秘かに裏切りつづけた作家……。東京で6人の男女が体験する甘美きわまる地獄巡り。これがただの悪夢ならば、目をさませば済むことなのに。『夏物語』から二年半、世界中が切望していた新作刊行! 第二部 テーマ:『嘘』 『当事者は嘘をつく』 小松原織香(著) 筑摩書房 2022/1/31 内容紹介(「BOOK」データベースより) 「私の話を信じてほしい」哲学研究者が、自身の被害経験を丸ごと描く。性被害ほど定型的に語られてきたものはない。かねがねそれでは足りない、届かないという思いを抱いてきた。本書には、当事者と研究者、嘘かほんとうかをめぐって幾層にも考え抜き、苦しみ格闘したプロセスが描かれている。これこそ私が待っていた一冊である。――信田さよ子、ジャック・デリダ、ジュディス・ハーマン、田中美津、渡辺京二らのテキストを参照しつつ、新しい語りの型を差し出そうとする試み。性暴力の被害者を、被害から生き抜いた人という意味を込めて「サバイバー」と呼ぶことがあります。これはその当事者であり研究者である著者の本。であるのに、当事者は嘘をつくとは…? 『大きな森の小さな密室』 小林 泰三(著) 東京創元社 2011/10/21 内容紹介(「BOOK」データベースより) 会社の書類を届けにきただけなのに……。森の奥深くの別荘で幸子が巻き込まれたのは密室殺人だった! 閉ざされた扉の奥で無惨に殺された別荘の主人、そしてそれぞれ被害者とトラブルを抱えた、一癖も二癖もある6人の客。犯人はこの中にいる──。犯人当ての「大きな森の小さな密室」。遺跡の発掘現場で発見されたのは、絞殺された若い女性の遺体。死亡推定時期は150万年前!? 抱腹絶倒の「更新世の殺人」。ミステリでお馴染みの7つの「お題」を天才殺人者やマッドサイエンティストなど一筋縄ではいかない探偵たちが解く。精密な論理が黒い笑いを構築する全7篇のミステリ連作集。 『その日のまえに』 重松 清(著) 文藝春秋 2008/9/10 内容紹介(「BOOK」データベースより) 僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 『the TEAM』 井上夢人(著) 講談社 2013/7/12 内容紹介(「BOOK」データベースより) 黒いサングラスをかけた派手な衣装のおばさん。この人こそ、今をときめく、霊導師・能城あや子。テレビ番組の人気コーナーを持ち、個別の相談は30分8万円にもかかわらず、5カ月待ちという盛況ぶり。悩みをぴたっと言い当て、さらに奥深くにある真実を探り当てる。恐るべし霊視の力…ではなく、実は彼女のバックには、最強、最高の調査チームがついていたのだ。弱きを救い、悪を討つ。爽快・痛快連作短編集。
0 Comments
今回は通常の読書会のように課題本を決めるのではなく、参加者がそれぞれ好きな詩、俳句、短歌を最大5つまで紹介する形式でした。
詳しくは『活動報告』のページをご覧ください。 オフライン・オフライン、1月29日 同時開催(ハイブリッド) 12月は通常の読書会ではなく、本を読んでいなくても参加できる Book Party が催されました。
また、Book Party の中で、ビブリオバトルも行われました。 詳しくは『活動報告(Book Party)』 『活動報告(ビブリオバトル)』をご覧ください。 『大事なことほど小声でささやく』森沢 明夫(著) 幻冬舎 2015/8/5
テーマは『心が"あたたかく"なる本』 候補作から投票にて決定しました。 オフライン開催日時:11月27日(土) 都内某所にて オンライン開催日時:11月20日(土) 時間とオフライン開催の場所は調整中です。 『悪童日記』アゴタ クリストフ(著), 堀茂樹(翻訳) 早川書房 2001/5/1
テーマは『最近の注目本』9月の読書会後、メンバーのプチビブリオバトルにて決定。 ※開催日: オフライン10/23㈯ 都内某所、オンライン 10/30㈯ 2回開催。 今回のオフライン開催の模様は、活動報告にて公開しています。 オンライン開催では、以下のような話題で盛り上がりました。
『南極ではたらく』渡貫淳子(著) 平凡社 2019/1/23
テーマは『仕事』。8月の読書会後、メンバーのプチビブリオバトルにて決定。 オンライン開催。 以下のような話題で語り合いました。
『BISビブリオバトル部2 幽霊なんて怖くない』山本弘(著) 東京創元社 2017/2/19
テーマは『学生部活動(運動部・文化部)』+ 夏っぽい「怖い本」で、アンケートにより選出。 オンライン開催。 読書会当日は、以下のような話題で盛り上がりました。
『六花の勇者』山形石雄(著), 宮城(イラスト) 集英社 2011/8/25
テーマ『ライトノベル』で、アンケートにより選出。 オンライン開催。 読書会当日は、以下のような話題で盛り上がりました。
|
Assigned books月1開催の読書会で語り合った課題本を紹介します。 Archives
May 2022
Categories |