3月26日、西新宿の会議室で14名が参加しました。 対面の後には、Zoomでのオンラインの部も開催されました♫ 今回はお二人の方に体験談をいただきました。 こうじさんは開催前の時系列に沿って、丁寧に振り返っていただきました。 読書会全体のイメージが捉えられるのではないでしょうか?(mixi懐かしい) 一昨年の8月から読書会に参加している、こうじといいます! 今回は会の感想というより、参加者はどのような流れで読書会当日を迎えるかを、重点的に書きました。参加を迷われている方に、疑似体験してもらえたら嬉しいです。 2022年2月18日 こうじ 3月読書会まで後36日 新宿読書会メンバーが登録するSlackというメッセージアプリ(無料)にて、3月読書会テーマ募集の投稿を確認。特に思いつくテーマがないので、そっと画面を閉じる。 2月20日 Slackにて「3月の読書会本として、読みたい本のテーマに投票してください」という投稿を確認。候補テーマは①SF作品、②ミステリー作品、③新書(新生活に向けて)、④別れをテーマにした作品、⑤本屋大賞(2021年ノミネート作)、⑥映像化された作品、の6つ。「⑤本屋大賞」と悩みつつ、お別れ下手くそマンなので「④別れをテーマにした作品」に投票。 2月23日 Slackにて、3月読書会本のテーマが、14票を獲得して「⑤本屋大賞」に決定したという投稿を確認。「④別れをテーマにした作品」は次点。本屋大賞のノミネート作は、時勢や、思考のトレンド(?)みたいなものが反映されていそうなので、おじさんの私にとっては格好の勉強の機会になりそうで有難い。続いて「3月の課題本として読みたい本に投票してください(複数投票・無記名投票)」という投稿を確認。10冊のノミネート作の中から、迷わず「⑥正欲」に投票。人の業は欲に表れガチ。みんなの欲が知りたいナ。 2月28日 Slackにて「次回の課題本は『正欲/朝井リョウ(著)』に決定いたしました!」という投稿を確認。にんまり。 3月8日 Slack内の「♯031_正欲」というチャンネルに加入。(mixiでいうところのコミュニティ。mixiって何?)既に著者が本書を語るネット記事が共有されており、読欲をそそられる。 3月12日 紀伊國屋書店で「正欲」を購入し、そのまま新宿御苑にて読破。ザワザワする読後感。 3月17日 Slackにて、読書会当日の参加方法(オンライン参加、オフライン参加、どっちでも良い)について、希望調査の投稿を確認。「どっちでも良い」と悩みつつ「オンライン参加!」のスタンプを押す。生でみんなのお顔を見ながら、お話がしたい。 3月24日 Slackにて、開催場所が西新宿のレンタルスペースに変更になったという投稿を確認。いつもほぼ1人で誰も傷付かない運営を目指す主宰様に感謝しつつ「確認しました」のスタンプを押す。 3月26日 読書会当日 開始時刻(13:00)の数分前に会場に到着すると、既に数人の参加メンバーが入り口前に屯。みんなで協力して会場設営。会のはじまりは自己紹介。今月の新しい参加者さん、オフラインでは1名。新しい人が来てくれると、それだけで嬉しい。その後、みんなで話し合いたいことをそれぞれポストイットに記入して掲示。主宰のファシリテーションに身を任せて、参加者14名がアレコレ話し合う。私は今回も聞かれてたことに対して、ズレた話をしてしまったけど、回を重ねるごとに「まぁいっか」と気にしなくなっている。(反省はしてます) 其処彼処から「もっと話したいな…」の気配を感じつつ、定刻の16:00を少し延長して終了。でも、休憩中に「ルッキズムの何が良くないのか」を教えてもらい、会の後におもろい別れ話(めっちゃおもろい)で笑かせてもらい、大満足の1日。 3月28日 Slack内の「♯031_正欲」のチャンネル内で、参加メンバーからの本についての感想と質問の投稿と、それに対するいくつかの返信を確認。会が終わっても、チャンネル内で感想の交換は密やかに続いている。 3月29日 Slackにて、4月は『ビブリオバトル』をメインとした読書会を行う予定であることを確認。 日時:4/23(土) 14:00〜(仮) 場所:新宿2丁目にあるバーを借りる予定 4月の読書会は少しイレギュラーな形ですが、会の雰囲気を感じるには絶好の機会だと思います!ご参加お待ちしてます〜 ユウキさんは、読後の感想を寄せてくださいました。 本書を読んで気になった点として、涙と水の違いがあげられる。 啓喜がパートナーの涙に興奮するという描写は、夏月たちが湧き出る水に興奮するという秘密と対比して描かれていると思う。 一見すると、涙と水は類似したものだが、そこには大きな隔たりがある。世間からの受容性が、全く異なるである。 涙はそれ単独では存在せず、人から生まれるもの。人に起因した要素である。 それに対し、水は水道管などのモノを通じて生まれるものであり、直接人に起因しない。 作中での世間、およびこの現実世界では、対人性愛はマジョリティであり他者から受け入れやすいものである。そのため、人から派生する涙(あるいは汗や尿など)は、性愛を刺激する興奮材料として認知されやすいと思う。 一方で、対物性愛はマイノリティであるため、人を直接介さない水などは、性愛の対象として意識されにくいのだと思う。 夏月たちは対物性愛者であり、おそらく人に対して性愛を抱くことは難しいと思われる。 普段自分は、異性愛者にしろ同性愛者にしろ、人は誰かしらに対し性愛を抱く前提で、人と会話していた。 自分の身の回りにも、マイノリティ中のマイノリティ(対物性愛者)がいるかもしれないという認識を持つ必要があると思った。 会が開催された後も、メンバー用Slackでは「分人時代の統合と成熟」について議論が続きました! 新宿読書会では、さまざまな開催形態(対面・Zoom)と 事前・事後のSlackでのやりとりなど、さまざまな方法で楽しめます( ^ω^ ) 写真左より:
オンラインでの記念撮影・主催ひさこんと出揃った感想・終了後のファミレスで。
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活動記録このページでは、新宿読書会のさまざまな活動を記録していきます。メンバーの方に適宜依頼もしつつ、主にKuniが執筆を担当。 Archives
December 2022
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