4月23日の午後、新宿二丁目にあるバー「九州男」で読書会が行われました。オンラインで行ったのも含めると、3回目の開催となります。今回はWeb作成班が参加できなかったので、YouTubeチャンネルでもお馴染みのぬまさんに、詳細な体験記を書いていただきました!! 新宿読書会のぬまです。4月度の会の活動は、いつもの読書会ではなくビブリオバトルの開催と なりました。参加しての感想を書いていきます。ビブリオバトルは過去開催の記事もぜひご覧くだ さい。 4月23日、新宿二丁目の九州男さんにて会が行われました(九州男さん、いつも快く会場をお貸 しいただいてありがとうございます!)。早めに顔を出せる方は14時半から集まって、簡単な自己 紹介ののち、GWに読みたい本の紹介をし合ったりしました。みんな、持参した本を紹介するとき には熱がこもりまくってて、「え...もうビブリオバトル始まってんの...?」と勘違いするほどの飛ばしっぷりです。 そして16時からは第三回ビブリオバトルがスタートです!この日が読書会に初参加という人や、 またTwitterを見て飛び入りで参加してくださった方もいてとても嬉しく思います(๑>◡<๑) 今回のテーマは、4月という時期にちなんで「スタート」と「嘘」の2本立て。それぞれ4人ずつバト ラーが参加しての対戦となります。前半戦の「スタート」の回では、なんと今回全員がビブリオバト ルに初挑戦というアツい展開。バトラーだけでなく、ギャラリーも何が飛び出してくるのかわくわく していました。同じテーマでも、どんな切り口で本を繰り出してくるかがバトルの醍醐味(注:個人 の感想です)でもあります。これだけ大勢のギャラリーを前にして、巧みな構成や自身の体験との 結び付け方、ライブ感あるパフォーマンスなど、バトラー全員初めてとは思えない素晴らしい発表 でした。その中で、自身のルーツとしての“源流”と、小説内の重要な要素である川の源流をオー バーラップさせて語った、kojiさんの『ロビンソンおじさん』がチャンプ本に選ばれました。なんと児童書!!これだからビブリオバトルは楽しい。 さて後半戦「嘘」の回では、前回・前々回チャンプ本に選ばれているぬまをはじめ、ビブリオバトル 武者修行にも明け暮れる部長のよしだくんや、YouTube部のアキヒロくん、主催のひさこんさんというBB猛者ぞろい。バトラー紹介で一言ずつ挨拶する場面では、なぜか全員が啖呵を切って勝利宣言し、フロアをどっかんどっかん沸かせる(?)というアピールタイムとなりました(笑)。いやい や、無職のぬまが一番時間あるんだから負けるわけないってわかるよね...?(←フラグ) 後半戦の4人は全員、「嘘」というテーマからどうつなげてくるかというところに難航した様子。単純 にミステリを持ってきたのではパンチに欠けるし、そもそもネタバレを避けるために話せることが 限られてしまいます。苦戦しながらも、見事にそれぞれの持ち味が出たハイセンスな発表でした。 激戦を制したのはアキヒロくんの『大きな森の小さな密室』でした。発表冒頭の「ある質問」で聴衆 をグッと引き込む手腕はさすがです...! 両チャンプ本が決まった後も会場は冷めやらぬ空気で、それぞれの発表した本を手に取って参 加者同士があちこちで歓談しました。やっぱりビブリオバトルって発表者の「好き」がにじみ出る ので、それを通してまた会話が広がるのがとても楽しいですよね。ぬまも王座奪還を賭けて(?) ぜひ次回も参加したいです!楽しかった。 次回の読書会は5月28日土曜日の予定です。
課題本は『愛するということ 』エーリッヒ・フロム (著) です。
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活動記録このページでは、新宿読書会のさまざまな活動を記録していきます。メンバーの方に適宜依頼もしつつ、主にKuniが執筆を担当。 Archives
December 2022
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