6月26日、新宿文化センターにて行われました。
対面、オンラインとも大盛況でした。 対面は結構人数的にギリギリ(↑の本は17人分!) 地方からオンラインに参加されている方もいらっしゃいました。 ともすれば、一貫した倫理観のない日本人(と、それがある西洋人。キリスト教があるから)というテーマで捉えられがちな本作ですが、実はそれ以上にメッセージやテーマは複雑で、上記のような二項対立だけで考えてしまうと、色々と見落としてしまう部分もあるのではないかという、遠藤周作をよく読まれている方からのご意見がありました。 また、「日本は恥の文化」などといった、日本人の特殊性、日本人のダメなところ…などという日本人論は、それ自体について誰もが話したいことがあるとは思うのですが、それは自分や相手を、先入観や決められた枠組みの中に落とし込んで考えてしまうことにもつながるので、できれば避けたいところです。 オンラインでは、以下のような意見が出ていたようです(抜粋)。
また、メンバーの方から、いくつかの興味深い関連書籍などもシェアされました。 有名な作品ということで、ここから話がどんどん広がりそうです。
0 Comments
Leave a Reply. |
活動記録このページでは、新宿読書会のさまざまな活動を記録していきます。メンバーの方に適宜依頼もしつつ、主にKuniが執筆を担当。 Archives
December 2022
Categories |